路地裏統合サイト【町角風景】

長屋風町家

京都ではこのような町家の外観を良く見かける。連続した二階部分の下に細い路地があり、裏庭に続いている。二階部分は大抵虫籠窓となっている。狭い土地を活用する工夫であろう。
【04.10】

田舎バス

田園地帯の中にある運動場。その傍らに打ち捨てられたように古いバスが放置されている。
車体からもう数十年もここに置かれているものだろう。
かつては物置にでも使われていたのだろうが、現在は朽ちるのを待つだけに見える。
【東広島市　05.04】

路地裏の郵便局

漁村の迷路のような路地の奥に、小さな郵便局があった。
一見普通の民家と変わりない構えである。郵政の民営化により、地方の郵便局はどんどん統合されていると聞く。
【岩美町　06.07】

造車商

徳島県鳴門市の旧街道沿いでこんなものを見かけた。造車商とは、どういう商売なのか。鏝絵で描かれたその屋号の表示に、何ともいえぬレトロ感を覚えた。
もっともムヤとは屋号でなく、恐らく撫養というこの付近の地名のことであろう。
【07.03】

未成年は飲酒禁止です

これでもかと貼りまくられた琺瑯看板。中には酒の宣伝看板もある。しかしそのど真ん中に、一番存在感を示すように、未成年の飲酒を禁止する看板が立てかけられている。大阪弁の文句がなお面白く、そして滑稽に感じた。
【大阪府岸和田市　03.07】