ひるまの電気はけしませう

尾道市の町の一角で眼にした風景である。
宣伝つきの町名板。「こゝは」の仮名遣いで古さを感じさせる。しかし、これを撮影した時は気がつかなかったのだがその横にもっと時代を感じるものが貼られていた。「ひるまの電気はけしませう」と。この仮名遣いが行われていたのは戦前のはずだ。この看板、そして貼られている小屋が戦前から変わらぬ風景だと思うとなにやら妙な感慨を覚えた。
【08.11】