音戸の瀬戸の渡し船
中学の頃、私は渡し舟の存在を知らず橋を自転車で渡り、随分怖い思いをした。
音戸大橋は自動車専用であるため、歩行者や自転車のため渡し舟が細々と行き来している。
その音戸側の乗船待合室は、昭和そのものの雰囲気であった。大人七〇円、小人四〇円などと無造作に書かれた札がかかり、風化した宣伝看板も味わいがある。新しい橋もおそらく自動車専用だろうから、当面の間この渡し船は運航されることだろう。
【06.11】


by mago_emon | 2007-07-27 22:33 | 海辺の風景