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梁組

このお宅は何百年も昔から建替えられることなく生き長らえている。それは豪商でこのような頑丈な建材が使われていたからではあろうが、現代の住宅が極短い工期で簡単に建てられ、また更新されるサイクルが短いのと比べると、一つの土地にどっしりと根を降ろしたような重みが感じられる。
それにしても無骨な梁組だ。
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【柳井市 02.04】

by mago_emon | 2007-06-16 22:30 | 町家細見 | Comments(4)  

Commented by ルナルナ at 2007-07-28 20:18 x
ブラボー!見事な木組みです。シビレます。金物が一切使われていませんね。金物・筋交いの使わない軸組み伝統工法は、見ていて飽きませんね。二重梁にしっかりとした貫工法、そして太い柱は、圧巻です。在来工法やプレハブ住宅など眼中にないという風格が漂ってきます。いいアングルに乾杯!!
Commented by 孫右衛門 at 2007-07-28 22:56 x
ルナルナさんご無沙汰しています。お元気そうでなによりです。このようなある意味原始的な技法で建てられた家屋が何百年もそのまま建っているのに、最近の建物は50年が限界とも言われるのがどうも解せないのです。確かにこのような今に残る旧家はごく一部の、非常に裕福な家で今では考えられないような頑丈な建て方がなされているのは解るのですが、建てて10年も経過すれば外装をやり直さなくてはいけなくなったり、次第にガタが来る現代の住宅は、当時とは比べ物にならない技術の進歩を考えると、ある意味非常にお粗末という感が拭えません。
Commented by ルナルナ at 2007-07-31 19:50 x
築50年が限界の木造住宅は民家ではありません。最近の木造住宅(在来工法)は、輸入材を細く使用しています。だから金具で補強し、筋交いの入っている壁(体力壁)がないと持ちません。プレカットも論外です。木材の性質を無視しています。国内材の軸組み伝統工法でも、土台が布基礎やベタ基礎では木造の威力は発揮しません。石場建てに限ります。しかし建築基準法は、そのような伝統工法を奨励していません。都市計画区域では、かなり制限されます。また、差し鴨居のあるような住環境も土地の狭い都市部では、プライベート確保の点から好まれません。
しかし安く住宅を供給するためには、プレカットや在来工法は必要かもしれません。木を見て墨付けし刻む大工は、レッドデータブックにもうすぐ登録されるかもしれませんよ。。。
Commented by 孫右衛門 at 2007-07-31 23:07 x
専門的なことは私はよくわかりませんが、家を新築する際にとにかく早く廉価にという考えが固定されているようですね。規格化した商品としての家住宅。耐用年数や頑丈さというのは二の次になっていて、外観や間取りだけにこだわるようです。
こんな家々は新陳代謝が激しく、時間がたっても古い町並になりようがありませんね。

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