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急行「きたぐに」最後の旅路(2)

「きたぐに」は夜行列車ながらA・B寝台をはじめグリーン車、普通車を従えた国鉄時代の面影を残す列車でもあった。新潟県内では通勤列車の役割もあったという。
私はいつもB寝台の下段を指定していた。ここは中上段より格段に広く、窓側に回り込んだ中段の天井の間に頭を入れると座ることもできる。窓も独り占めで通過する駅や風景を存分に眺められる。
いつも熟睡はできなかったが今回が最後の乗車になるかもしれないと思うとやはり少ししか眠れなかった。
こうしてまた昭和の鉄道風景がまた一つ姿を消す。臨時列車としては残るようではあるが、特急「日本海」も同様の措置がとられることを思うと、日本海縦貫線における夜行列車は終焉を告げようとしている。
【12.01】
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by mago_emon | 2012-01-17 01:00 | 鉄道風景  

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