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倉敷 井上家

倉敷で最も古い建物といわれている井上家、8年ほど前に主屋の外装は一部修復されたが、内部は18世紀初頭の建築当時のままであり、痛みが激しい。
国重文に指定されていても補助金がいつ下りるかわからないとのことで、梁の応急修復などの安全措置がとられているものの、構造的な安全性が確保できず見物客は土間からの見物しか出来ない。解体修理が待たれるところである。
2枚目の写真の路地に見られる敷石は、裏手の土蔵に物資を大八車で往き来させるために、わだちを作らぬよう石を敷いたという名残だそうだ。
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【10.06】

by mago_emon | 2010-06-27 22:02 | 重要文化財の建物  

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