水辺の空間利用

江戸時代からの旧街道に面する旧家の裏手の写真である。
由緒ある街道筋のこと、表通りに目立つ形で無粋に建増しするのがはばかられ、裏手の水路上の空間を利用する手立てを考えた、この風景を見て私はそう推測した。
墓石にも用いられる高級な石材が支柱に使われ、水郷風景といった風情ある町景色が展開していた。
【佐賀県　08.08】