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大正時代の長大吊橋

これは木曽川に架る吊橋、それも大正時代に架橋された姿そのままを保つ貴重な構造物だ。
発電所の建設資材を運ぶために架けられたといい、当初は橋面にレールが敷かれていた。
ちなみに高欄に見える木製の木組は補剛桁と呼ばれるもので、ケーブルと共同で橋に生じる断面力に抵抗するように設計されており、無駄のない非常に優れた構造体といえる。
いつまでもその雄姿を残していってほしいものである。
【長野県南木曾町 08.06】
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by mago_emon | 2009-06-04 23:06 | 歴史の点描  

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