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防火用水

密度濃い家並では万一の火事の時非常に危険度が高いため、各家の玄関にバケツが吊るしてあったり、防火水槽が設置されていた。
近年では消火栓や消防態勢の整備によりほとんど無用のものになったらしく、乾ききって埃をかぶったり、花壇に使われている防火水槽を時折眼にする。
この水槽は随分恵まれているほうであろう。水は張られていないが原型を保ち、しかも意匠が凝っている。
旧遊里に属する一角に残っていた。
【京都市伏見区 06.10】
防火用水_f0130879_22191774.jpg

by mago_emon | 2008-06-27 22:19 | 歴史の点描  

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